優しい文章力

優しい文章が好きです。

自己啓発系に多いのですが、強い口調で断定が多い文章はあまり得意ではありません。
なんかちょっと責められてる気になるんですよね、圧が強くて。

やる気が出たり、モチベーションが上がったりする文章自体は好きなんですけど。

やる気のタイプには2通りあって、自分を認めて伸びるタイプと、自分を否定して伸びるタイプがあります。
どちらも必要なやる気ですが、自分を責めるより、認めることの方が難しい気がします。

だから穏やかに寄り添いつつ、道を示してくれる。そんな文章を書こうとしています。

書いた人の優しさって、不思議と文章から伝わるものだと思うのです。その人が積み重ねてきた時間の結晶が、文章に宿っているといいますか。

以前、すごく好きなブログがあって、毎回読んでいた時期がありました。

毎回読むとは言っても、特別なことが書いてあるわけじゃなかったんですよ。ただ、日常のことを報告しているようなブログでした。

こんな本を読みましたとか、マチアプで女の子とデートできた話とか。でも読むたびに、説明できない魅力のようなものを感じる。しばらくして更新が止まって、今はもう読めないんですけど。
あの文章を書いていた人は今どうしているのかな、ってたまに思い出します。会ったこともない人なのに、不思議ですね。


きっと、彼の文章の温度が僕らを繋いだのかなって思っています。内容よりも先に、文章の温度が届くような。

人間の脳には 「 ミラーニューロン 」 という神経細胞があって、人は他者の感情や動作を無意識に自分の中で再現する機能を持っているそうです。共感の根っこにある仕組みですね。

文章を読んで 「 わかる! 」 と感じるとき、もしかしたら僕らは書いた人の気持ちを、自分の身体の中で小さく追体験しているのかもしれません。
だとすると、優しい文章が人を癒すのは、気のせいでも偶然でもなくて、ちゃんと理由があることなんじゃないかなと、僕は思っています。

今日はそんな感じです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

カエルと読書が好きです。

目次