個人的な話なのですが、今年の目標のひとつに、 「 後回し 」 癖をやめようというものがあります。
みなさんは、 「 いつかやろう 」 と何かを後回しにしてること、ありますか?
この目標自体は仕事の話なのですが、思えばプライベートでも、後回しにしてることがけっこうあったのです。たとえば、 「 紙ゴミが溜まってきたけど、ゴミ出しはまだしなくていいかな 」 とか、 「 好きな作家の本を読みたい 」 とか、 「 人からオススメされた映画を見なきゃいけない 」 とか。
こういうものは、今やる!と決めてしまえばできるはずなのに、なんとなく先延ばしにしてしまっている現状があって。
「 いつかやろう 」 って何なんだろうと考えて、言葉にしてみました。
僕は 「 いつかやろう 」 という言葉には、2種類の方向性があると思っています。
ひとつは、 「 怖さ 」 や 「 面倒くささ 」 を根源にした先送り。
もうひとつは、 「 大切だから、少しずつ楽しみたい 」 を根源にした先送りです。
これは、別に 「 いい先送りもあるんだよ 」 といった話ではなくてですね。
「 人って嫌なことだけじゃなく、好きなことまで先送りにする傾向があるらしい 」 とわかって、単純におもしろかったのです。
ちなみに、このことに気付いたのは、自分の 「 後回し 」 癖がきっかけでした。
僕は、好きな作家の作品や、好きな俳優が出ている映画を、一気に全部見ることは ほぼありません。普通に考えれば、好きなら全部すぐ見ればいいはずなのですが、なんとなくそれを避けています。
むしろ、なくならないように少しずつ楽しんでいるのです。つまり、後回しにしていました。
なぜ、楽しみなことまで 「 後回し 」 にするのでしょうか。
結論としては、ただ、「 楽しみをとっておきたいから 」 なのですが、もう少し説明させてくださいね。
僕は、人間としての幅って、 「 どれだけ刺激を受けたか 」 と 「 どれだけ自分と向き合ったか 」 。この2つの軸で広がっていくんじゃないかと思うのです。そしてその 「 刺激 」 というのは、基本的には他者との関わりの中で生まれていきます。
で、他者との関わりというのは、会話や共同作業だけじゃなくて、本を読むことや映画を見ることも、ある意味では他者との出会いなのですね。つまり、コンテンツを楽しむこともまた、人との関係なのです。
結論に戻りますが、だからこそ、人は好きな作品を 「 取っておく 」 のかもしれません。それは怠けているとか、面倒だからではなくて、大事な出会いを、少しでも未来に残しておきたいから。
これが、楽しいことを 「 後回し 」 にする理由なのではないかと考えています。
ただ、このことを考えていて、もうひとつ思ったことがあります。
それは何かというと、 好きなものは好きなだけ堪能した方がいいんじゃないかということです。「 人はいつ死ぬかわからない 」。だからこそ、取っておくことも大事だけど、できるうちに楽しむこともまた、同じくらい大事なのですよ。
あなたには、 「 いつかやろう 」と思いながら 「 後回し 」 にしているものはありますか。
それは、ただの先延ばしでしょうか。それとも、大切だからこそ、未来に残してあるものでしょうか。
世の中はたくさんの 「 楽しいこと 」 で溢れているので、今の楽しみは、今使ってしまっても大丈夫だと思いますよ。





